良くない靴を履いていると?


良くない靴を履いていると?

合わない靴を履いていると

成長が早い子どもの足。どうせすぐ大きくなるのだからといって、大きめの靴を選んでいませんか。また靴が小さくなったのに、無理をして履かせたままにしていませんか。子どもが少しでも痛がったら、それは靴が小さくなったサイン。合わない靴を履いていると、子どもの柔らかい足は変形し、歩き方まで変わってしまう危険があります。大切な子どもの足には、サイズの合った靴を履かせてあげましょう

サイズによる負荷の違い

ワンサイズ小さい靴

重心移動がまっすぐで、あおり動作ができていない歩き方。母趾球の荷重が大きく、母趾に負担が大きくかかっています。

正しいサイズの靴

重心がかかとから、前足部にかけてきれいに移動しており、あおり動作ができています。指もよく使っています。

ワンサイズ大きい靴

やはり重心移動が正しくおこなわれず、あおり動作もできていません。靴が脱げないようにするため、指をあまり使っていません。

大きめの靴を履いていると

大き目の靴を履いていると、靴の中で足が動いてしまい、正しい歩き方ができません。かかと部や甲部でしっかり足に靴をフィットさせておくことが大切です。 足首や甲部でしっかり留まってなかったり、かかとがしっかりフィットしてない場合は、 つま先にゆとりがあっても前にすべってしまい小さい靴を履いたときのように指先がつまってしまいます。歩くたびにかかとがあがってしまい、不自然な歩き方になります。

大きめの靴を履いていると

曲がりにくい靴を履いていると

せっかくサイズの合った靴を履いていても、底が硬く曲がりにくい靴だと子どもの足に大きな負担をかけてしまいます。しっかりと地面を蹴って歩くためにも、足が曲がるべき位置できちんと曲がる靴を選んであげましょう。大人が曲がりにくい靴を履くと、曲がりやすい靴の約2倍の力をかけて靴を曲げて歩いています。しかし筋力が弱い子どもは、曲がりにくい靴にかけられる力も小さいのです。したがって、曲がりにくい靴を履くと、足を曲げずに歩くため、図のような不自然な歩き方に。大人も子どもも、曲がりにくい靴を履くと屈曲角度が小さくなってしまいます。

曲がりにくい靴を履いていると

さらに合わない靴を履きつづけたら、こんな障害が起こることも
大きめの靴を履いている子どもたちや、脱ぎ履きのしやすさから調節機能のない大きめの靴を履いて遊んでいる子どもは意外に多いもの。でもこれは、大人ならスリッパを履いて運動しているような状態です。靴が脱げないように指を曲げたり上にそらしたりしているうちに、知らず知らず指に負担がかかっています。そんな状態が続くと、指が曲がってしまったり、指を使わないためにアーチの形成が遅れたり。スリッポンタイプは履くのが楽な反面、かかとがしっかりと足にフィットしにくく、調節機能もありません。面倒でも、子どもには調節機能のある靴を履かせ、足に合わせて締めてあげるようにして下さい。調節機能のある靴なら、少しくらい大きくても脱げないように甲の部分で調節することができ、指を自由に使うことも可能。ぴったりの靴を履けば、子どもたちも思いっきり遊べるものです。遊ぶことは成長すること。健やかな成長のために、足に合ったシューズを選んであげてください。

合わない靴によって生じる障害