Q5: 靴はお下がりでもいいの?

子ども靴の素朴な疑問

Q5: 靴はお下がりでもいいの?

お友達や親戚から、まだ履けるのがあるから……とお下がりでいただいたシューズがあります。
上の子が履いていたのも、もうすぐ下の子が履けるから、と思って取ってあります。
すぐ汚れるし、安い買い物でもないので、子どもに履かせようと思っていますが、これって大丈夫ですか?


Answer

履いていない靴であれば問題ありませんが、履いている靴は注意が必要です。
兄弟の間での「お下がり」でも、実は大きな問題がある場合もあるのです。
 
たいていの靴には、EVAと呼ばれるクッション材がミッドソールに使われています。
このEVAという素材にはスポンジケーキのように空気がたくさん混ざっていて、その空気が圧縮されることにより、やわらかなクッション性を発揮するのです。
 
そのため、ずっと履いていると少しずつその空気の層がへたってきてしまいます。それは、頑張って靴が足の代わりにクッション効果を発揮している証拠。
新しい靴と履き古した靴を比べると、その厚みが違うことがわかると思います。
また、履いている人の足の形や歩き方に合わせて、その変形の仕方は実にさまざまなのです。
 
だからきれいなように見えても、同じサイズでも、他人の靴を履くと何だか違和感がありますよね。
子どもの場合「お下がり」を履くことで、前に履いていた子どもの歩き方や足の形がうつってしまう危険性もあるのです。
 
外側から見て、少しでも靴が変形しているようなら、お下がりを履かせるのは避けてください。
また見た目も外側もすごくきれいな場合でも、せめて足に一番近い場所にある「中敷」だけは、衛生面から考えても、ぜひ新しいものに交換してあげてくださいね!