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デザインの舞台裏 GEL-KAYANO® 26

日本には、温故知新という言葉があります。「昔を重んじて新しいものを生み出す」いう意味です。この精神に則って、GEL-KAYANO® 26を開発する私たちは自問しました。「今作るものにインスピレーションを得るために、ASICSの歴史から学べるものは何だろう」と。

始まりから見ていきましょう。1993年、シューズデザイナーの榧野俊一は、新しいタイプのランニングシューズ開発に取り掛かりました。目指したのは、サポート性があり、しっかりした作りながら足の動きに敏捷に反応できるシューズです。ASICS創業者、鬼塚喜八郎のスタイルにひらめきを求め、榧野は「自然」に目を向けました。

見つけたのは意外にも、クワガタでした。クワガタはその硬い外骨格で身体を保護しながら、敏捷な動きと軽さも備えています。これが榧野の新しいシューズデザインのサポート構造にインスピレーションを与え、その名残は現代の安定性を持つシューズという特徴に見ることができます。最終決定したデザインは、ヒールのGEL™テクノロジーのクッション性とバランスのとれた、快適さとしっかりした構造を一体化したものでした。レジェンドとなるランニングシューズは、こうして榧野の手により生み出されたのです。 

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それから四半世紀が過ぎ、デザイナー部門は「カイゼン」、つまり 「継続的な改善」の精神のもとに、改良のための努力を続けてきました。25種類のバージョンを出してきた今、GEL-KAYANO® の品質をさらに高め、現代のランナーのニーズにより一層応えるためにはどうすればいいのかと。

ASICSの資料室を訪れたデザイナーたちは、このシューズの要が、かかとのせん断変形の GEL™テクノロジーであることに気づきました。せん断変形とは、クッション素材を傾斜成型することで、ランナーの足が着地する角度に対応するように衝撃緩衝性を高めたデザイン設計です。これこそが、このシューズの特徴である足元の心地良さをもたらしています。

デザイナーが考えたのは、走りを強化しつつ、この感触を失わないようにし、しかも重量を増やさないようにしたいということでした。シューズの形と構造を内外から検討し、ミッドソールにFLYTEFOAM™ PROPELテクノロジーを導入しました。その結果、新しいシューズは過去とのつながりを保ちつつ、従来より軽量で反発性のある新しい走り心地を実現しています。

GEL-KAYANO® 26は、ASICSの過去のレガシーを受け継いだ新しいシューズとして新しい一歩を踏み出しました。

安定性と快適性、フィット性を備えたGEL-KAYANO® 26は、より遠くへ走りたいランナーを応援します。

さあ、ランニングに出かけませんか。