音楽×スポーツの融合

スポーツはアイデアひとつでおもしろくなるーー。楽しみながら運動できてダイエットにも効果的と、いま女性を中心に注目をあつめているのがトランポリンを使ったエクササイズ。


2011年ごろにチェコで誕生し、そこからヨーロッパ、アメリカとブームになり、日本に上陸。2016年に暗闇と音楽と照明を掛け合わせた、日本初となるトランポリンフィットネス専用のスタジオ「jump one」がオープンしました。楽しみながら痩せられる、新しいフィットネス体験ができるということで、レッスンに参加してきました。

2月にオープンしたばかりの渋谷店のスタジオには31台のトランポリンが設置されています。1レッスン45分ですが、初めての人はRj1(リズムジャンプ1)というプログラムを受講します。このレッスンでは事前にインストラクターに基本的な動きをレクチャーしてもらいます。基本の動作は3つ。脚を広げて跳ぶベーシックジャンプと脚を閉じて跳ぶクローズジャンプ、ボックスサイドと呼ばれるステップなどいくつかの動作を組み合わせて跳んでいきます。


コツは高く跳ぶのではなく、頭の高さは変えないように腰を落として、腹筋を使って脚を引き上げようにするイメージ。こうすることでエクササイズとして最も効果的なんだとか。たった5分程度のレクチャーでしたが、それだけでじんわりと汗ばみます。レッスンがスタートすると、インストラクターのマイクパフォーマンスとともに、スタジオに大音量のダンスミュージックが流れ一気に盛り上がります。レッスン内容は想像以上にハードで、絶え間なく動き続けついていくだけでも大変。レッスンが終わると参加者はみんな汗だくで肩で息を切らしているほど。

45分間で全身を効率よく鍛えられるようにプログラムを設計

レッスンのメニューは基本的なステップで構成された「リズムジャンプ」、ダンスの振り付けを取り入れた「ダンスジャンプ」、ボクササイズや筋トレの要素を取り入れた「ブートジャンプ」と、目的に合わせて3種類用意されています。有酸素運動だけでなくダンベルを使った無酸素運動も行うことで、45分間で全身を効率よく鍛えられるようにプログラムを設計しているそうです。

楽しみながら結果にコミットする新エクササイズ

トランポリンフィットネスは見た目以上にハードなエクササイズ、というだけではなく、ここまで人気の理由は実際にダイエットやボディメイクとしての効果が期待できるようです。

jump one

1レッスンで消費するカロリーはおよそ450~800kcalと、300kcal程度のランニングより効果的であることがわかります。さらにトランポリンで使うのは、お尻の下やウエスト、太ももなどのインナーマッスルなので、筋肉はあまりつけたくないけど痩せたい、という女性ならではの悩みにも応えてくれます。また、トランポリンは着地時の衝撃を約85%カットしてくれるので、他のスポーツにありがちな関節を痛めたり、ケガをしたりするということがほとんどないそうです。


終了後、参加者に話を聞くと「ふだんとは全く違う動きで最初は大変ですが、暗闇なので周りを気にすることなく本気になれるのでとても楽しいですね」と話すように、何よりも「楽しい」ということがjump oneの魅力かもしれません。

jump one

ひとりでランニングやジム通いするにはモチベーション保つ必要がありますが、それが大変でなかなか続けらないという人も多いのではないでしょうか。そういった意味でjump oneはまさに音楽フェスで踊るようなイメージで、参加者一体となって身体を動かすので、いままでスポーツを続けられなかった人でもリピートすることが多いそうです。


jump oneのレッスンは完全予約制で、2週間前から予約受付を開始。ただ、いまはかなり人気だそうで、予約取るもの大変なときもあるそう。いちばん混むのは仕事終わりの時間帯なので、狙い目は朝。7時からオープンしていて、更衣室とシャワールームも完備されているので、出勤前に一汗流して出社するのもいいかもしれませんね。


jump one

https://www.jumpone.jp/



text: Keisuke Tajiri        photo: Osamu Ito