スパイクの基礎知識

スパイクピンのお手入れやスパイクの履き方について基礎知識を身につけよう。

スパイクピンのお手入れルール

勝負にこだわるアスリートは、ギアのケアにも手を抜かない!
正しくお手入れすれば、愛用のスパイクはさらに期待に応えてくれるはず。

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すり減ったピンは使わない

先端がすり減ったピンでは効果的なグリップ力が発揮できないため、早めに取り替えよう。ソールの摩耗によりスパイク保持ナットが少しでも露出してきたら、スパイク自体の買い替えどき。

POINT:土用は、先が丸くなったらアウト。オールウェザー用は、カドをチェック。

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取り付け方にも気をつけて

スパイクピンの取り付けは、最初にハンドルを使わずに指でピンが止まる位置まで回し、ピンが垂直に入っていることを確認したのち、ハンドルで最後までしっかり締めよう。

POINT:最初はハンドルを使わずに!!

※ご使用前には必ずスパイクを締め直してください。緩んだ状態でご使用になりますと、スパイクの脱落・ナットネジ部の破損の原因となります。

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使用後は手入れを忘れずに

使用後、スパイクの汚れや水分を拭き取ってからしまうのを忘れずに。ピンもいったんすべて外して拭いてから、再度装着し、安全のためスパイクカバーをつけておこう。

POINT:水分や泥を放っておくとサビのもとに!

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やってはいけないタブーを知ろう

大切なスパイクを長持ちさせるためには、コンクリートの上を歩いたり、かかとを踏んだりすることは厳禁。シューズの性能を劣化させることは、使用中のケガなど足のリスクへもつながる。

POINT:コンクリートの路面は歩かない!かかとは踏まない!

スパイクピンを正しく使いこなそう

trackfield Tguide_spikeuse ランスパーク

POINT

足への負担やケガの危険性を抑えるため、練習には1サイズ短めのピンがおすすめ。

レジナスガードは大切なスパイクを破損から守る部品。摩耗してきたら新しいものと交換しよう。

trackfield Tguide_spikeuse パウピラ

POINT

競技場によってはスパイクの長さが制限されていることも。確認の上、指定に従って長さを選ぼう。

先輩や販売店のアドバイスを参考にするのがベスト。

  • 土用スパイクは大変危険です。取り扱いには十分注意して履かない時はスパイクカバーを付けてください。
  • ゴールドスパイクとシルバースパイクは、ネジの長さが違います。従って、ゴールドスパイクにレジナスガードを装着しなかったり、逆にシルバースパイクにレジナスガードを併用した場合には故障の原因になりますので、ご注意ください。
  • 土トラックで使用する場合は、スパイク保持ナットの保護のため必ずレジナスガードを装着してください。レジナスガードが摩耗したら新しいものに取り替えてください。また必ずゴールドスパイク(TTP987)を使用してください。
  • 競技場によって、スパイ クの形状・長さを指定しているところがあります。競技場の指定に従ってください。



陸上競技スパイクピンチャート表はこちら

フィッティングの基礎知識

選手の力をもっとも効果的に引き出せるよう設計されたスパイク。
間違った履き方はケガやトラブルのもと。 正しいフィッティングで使いこなそう!

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シューレースの通し方は二通り

左右交互に「孔(あな)の下から上に」ヒモを通していくアンダーラップレーシングは、圧迫感の少ないのが特長。反対に「孔(あな)の上から下に」通していくオーバーラップレーシングは、締まりがよく緩みにくい。

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STEP 1

シューレースの通し方は二通り

シューズを履くときは必ずシューレースをほどいてゆるめた状態で、かかとを床につけ 、つま先を上げた形で 、シューズとかかとがブレないよう固定させて、甲のシューレースを締めていこう。

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STEP 2

最後の締めはつま先に重心をかけて

上の状態で甲のシューレースを調節し終わったら、最後に重心をつま先に移し、シューレースを前方にひっぱりながら結ぼう。足入れ部をしっかりフィットさせる仕上げのテクニック。

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STEP 3

最後のチェックも忘れずに

つま先や横幅に余分なすき間がなく、圧迫感を感じない程度にフィットしているのが 基本。成長期だからとオーバーサイズを選んでしまうと、スパイクの性能が生かせないので注意しよう。

はじめての陸上競技 
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