水と緑、文化を楽しむリバーラン&ウォーク

タイムやシェイプアップをストイックに追求するのもランニング・ウォーキングの醍醐味だけど、ただ理想の記録や体づくりを追求するだけでなく、走る、あるいは歩くロケーションも楽しんでほしい。運動とともに、その土地の魅力を再発見するランニング・ウォーキングコースをご紹介。第1回目はASICS CONNECTION TOKYOのモデルコースでもある、隅田川沿いを走ります。

走ってよし、歩いてよし、休んでよし、三拍子が揃ったリバーサイド

東京都を横断する形で流れる隅田川。その川沿いは道幅が広く、綺麗に舗装されているので、ラン二ングとウォーキングにおすすめのスポットです。美しい水面や緑の多い公園、吹き抜ける風が心地よい空間など、都会でありながらも、自然を感じつつ運動を楽しむことができる。そんな隅田川周辺の魅力的なコースを、ASICS CONNECTION TOKYO所属のランニングインストラクター・青木宏和さんがご紹介します。

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今回、青木さんが走ったのは全長約5kmの「水と緑のリバーサイドコース」。

このコースは隅田川の豊かな流れと公園の木々が気持ちのよく、フィニッシュポイント近くにはカフェが多く立ち並んでいるので、走ってよし、歩いてよし、休んでよしの三拍子が揃ったエリアです。

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スタート地点は清澄公園。ここは1932年に開園された「清澄庭園」に隣接する公園です。清澄公園は1977年に追加開園され、広大な芝生広場には桜の木が20 本ほど植えられているので、普段使いの公園としてはもちろん、春のお花見の場としても地域の人々に愛されています。野鳥や花々など、都心とは思えない豊かな自然にあふれているので、リラックスしながらウオーミングアップに取り組むことができます。「ウオーミングアップはこれから運動するということを伝えるスイッチです。じっくり伸ばすだけでなく、ジャンプや捻るなど、意識してみてください。逆にクールダウンはストレッチが中心。できるだけ筋肉が硬くならないようにリラックスさせましょう」。

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ランニングとウォーキングの舞台となる隅田川は、交通や運送の歴史と文化を持つ東京都随一の河川です。その風物詩は毎日のように水路を行き交う水上バスや屋形船。水の流れる音、船のエンジン音などを楽しみながらのランニングとウォーキングはこの場所ならではです。

リバーサイドにはインフォメーションがいっぱい

船以外にも、その土地の歴史・文化を物語る要素が散りばめられています。象徴的なポイントは両国橋と蔵前橋の間。「水と緑のリバーサイドコース」のおよそ中間地点にあたります。

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両国といえば、両国国技館がある相撲の地。国技が根付く街であることは隅田川沿いの道にも表わされています。川のへりに続く柵は相撲の決まり手の絵柄がデザインされたユニークな造り。さらに、壁面には相撲の風景を描いた錦絵の複写がずらりとレイアウト。その一つひとつを眺めながら足を進めていくと、気づけば地域の歴史・文化がインプットされていく。それも隅田川沿いのランニングとウォーキングの魅力です。

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東西の対岸を結ぶ新大橋、両国橋、蔵前橋と渡り続けて終盤へ。隅田川沿いにはたくさんの花や木々が植え込まれています。辺りを見渡すとスカイツリーや高層ビルが立ち並んでいますが、リバーサイドは空と水と緑も感じられる開放的なロケーション。都会なのに自然を楽しめる水辺はまさに都会のオアシスのよう。疲れたら無理せずに、景色を眺めながら水分を補給するなどの休憩を。

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真っ赤な吾妻橋を通過して言問橋を渡ればゴール。ウォーキングでは約1時間、ランニングにして約25〜35分というルートです。言問橋はASICS CONNECTION TOKYOから徒歩約10分の距離なので、運動後の栄養補給に施設1階のカフェラウンジに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。東京でありながら、水と緑、そして文化を感じられるモデルコースとして、「水と緑のリバーサイドコース」にチャレンジしてみてください。

大切なのは「楽しかった、気持ちよかった」という感覚

「川沿いのコースは景色と路面の変化が少ないので飽きてしまいがちですが、隅田川は川沿いに歴史や文化に触れられるモニュメントがあるので、適度にインフォメーションを受けながらの運動というのは飽きないですし、5キロという距離を感じない効果もあるんです。相撲のモニュメントが気になるということを口実に休憩をとるのもありですね(笑)」

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「僕はレッスンを受けてくださる皆さんに、一度の練習を楽しかった、気持ちよかったという感覚で終わってほしいということを伝えています。ストイックに自分を追い詰めずに、達成感と爽快感で満たされる。『今日は調子が悪いな』と思ったら潔く諦める。長く続けて習慣化していくには、ネガティブな気持ちで終わらないということが重要なんですね。疲労感が強くないと運動した感覚がしないと思いがちですが、まだまだ余白がある程度が丁度いいんです。フォームも無理に筋肉を使わずにすっと動けるポイントを探してみてください。気持ちもフォームも大切なことは心地よさです」


ASICS CONNECTION TOKYOのランニング&ウォーキングプログラムはこちらから


青木宏和(アオキヒロカズ)

「楽しく遊びながら健康づくりをする」をテーマに山、海、公園、街中をランニング・ノルディックウォーキング・ハイキングするアウトドアアクティビティを行っている。幼少期、野山で遊ばせる両親の教育のもと、身体を動かすことが元気の源だと体感。会社員時代に患った睡眠障害の療養で始めたランニングを通じ、生涯続けられるフィットネススポーツのフィールドにシフトする。「どこでも運動場」をモットーに世界遺産、歴史街道など観光地をフィールドにした運動企画を運営し、場所に捉われない“遊び場づくり”を提案し、指導やコミュニティづくりに取り組んでいる。


<INFORMATION> 

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深夜まで営業しているUNLIMITED COFFEE BAR TOKYO は運動後におすすめの一軒。バリスタによる多様な風味のスペシャルティコーヒーのほか、コーヒーカクテルやアルコールも提供しているので、運動後のリラックスタイムに訪れてみてください。

UNLIMITED COFFEE BAR TOKYO

住所:東京都墨田区業平1-18-2 1F

TEL:03-6658-8680

営業時間:11:00〜24:00(土曜日は9:00〜24:00、日曜日は9:00〜22:00)

定休日:月曜(祝日は営業)


TEXT : Shota Kato  PHOTO : Yayoi Takigawa