どうもFunmee!!編集長のジャックです!
何を隠そう(いや隠してませんが、笑)ボクはミュージアムと名のつく施設が大好き。それはギリギリ大阪万博(1970年)を体験できた刷り込みか!? 賢人達の成果を俯瞰できるワクワクな場所が心地いいのですよねぇ。

それゆえ特に国外や地方に出掛けると、近くにミュージアムの類がないか必ずチェックします。最近のお気に入りは小田原の「江之浦測候所」と京都の「河井寛次郎記念館」ですかね。

そんな中、行きたいと思っていたのは岩手の「宮澤賢治記念館」、そしてそして今回念願叶った! 神戸にある「アシックススポーツミュージアム」なのであります(幅ありすぎ?)。

巷では2002年にファッションブランドとして新生した「オニツカタイガー」が、ファッショナブルなスニーカーなどで人気を博しておりますが、リアルにオニツカタイガーを愛用していた世代としては、関西発グローバルブランドの軌跡を疑似体験できるこの施設は、そばめしと共に神戸に行った際にはいつか訪れたいと思っていました。

エントランス
こちらがエントランス。立派なファサードからして、さすがアシックス! 出典  Funmee!!編集部

「こんにちは!」と、受け付けのお姉さまに声を掛けていただき、まずは2階に。ここにはアシックスを履いて輝かしい記録や記憶を見せつけてきたアスリート達の“相棒”が飾られているのです。

「難しい靴から作れば、のちに楽に他の靴へと派生できる」と、創業者・鬼塚喜八郎が選んだのが、バスケットボールシューズ。ここからアシックスのヒストリーが始まったわけです 出典  Funmee!!編集部
マラソン足袋
最近なにかと話題の!? マラソン足袋は1953年にすでに完成していました 出典  Funmee!!編集部

円谷幸吉さんのシューズ
悲劇のランナー、円谷幸吉さんのシューズ。シューズ横のラインは現在とは別のデザインが採用されていました 出典  Funmee!!編集部
1966年に登場した「メキシコライン(現在のアシックスストライプ、オニツカタイガーストライプ)」。デザインだけでなくサイドパネルの補強パーツとして採用されました 出典  Funmee!!編集部

岡山恭崇選手のシューズ
バスケ部出身なんで、この日いちばんグッときたのが、かつての住友金属、そして全日本のビッグジャイアント、岡山恭崇選手のシューズ。僕も履いてたよ、ファブレライトL。ただし37cmですよー! 出典  Funmee!!編集部

岡山選手の等身大の看板
岡山選手の等身大の看板が! 一度東京駅で見かけたことがありますが、柱が歩いてくるのかと(失礼!)。岡山選手、NBAのドラフトにも指名されたプレイヤーでした  出典  Funmee!!編集部
桐生選手が100m10秒を切った時と同モデルのスパイク
最近のゴールデンシューズも! 桐生選手が100m10秒を切った時と同モデルのスパイクです 出典  Funmee!!編集部
シューズ
いまや世界を舞台に活躍するベースボールプレイヤーのシューズも!  出典  Funmee!!編集部
往年のプロ野球ユニフォーム
往年のプロ野球ユニフォームをアシックスが仕立てていたのですねー。矢沢、屋敷、西本監督を思い出しました(若い方、何を言っているのかわからずスミマセン) 出典  Funmee!!編集部

1時間は余裕で居座ってしまいました。だってここに紹介しきれないほど、垂涎モノのアイテムばかりでしたから。 でも、まだ終わらない。1階に下ります。

色々なコーナー
1階は現役選手と同じシューズを触れたり、150km投手のボールスピードを体験できたりするコーナーが 出典  Funmee!!編集部
ウサイン・ボルト選手が世界記録を出した時の歩幅表示が。僕
の走り幅跳びでも届かん! 出典  Funmee!!編集部

そして、このミュージアムで話題といえば、毎週土曜日の15時から行われている「ミニチュアシューズ教室」というワークショップ。

実際のシューズを製作している時に出るハギレを使って、しかも実際のシューズ作りのノウハウを使って、ちっちゃいアシックスシューズが作れる! 今回はトクベツにそのパーツをご用意いただきましたが、これは欲しいね。

「小学生5年生以上の方なら誰でも参加可能で、事前予約もできます」と教えてくださったのは……わ! アシックスの定番ランニングシューズ「GEL-KAYANO」の生みの親、榧野さん。

現在はこのミニチュアシューズ作りの講師として登場することもあるそうです。実は僕の初フルマラソンの際のシューズが「GEL-KAYANO」でありまして、ちょっと緊張しましてん。あぁ、一緒に写真撮るの忘れたよ。

ミニチュアシューズ作り
参加料金は500円。デートコースの一環としてカップルで来たり、大人の参加者も多いそうです 出典  Funmee!!編集部
榧野俊一さん
この方が、アシックスの代表的なランニングシューズ「GEL-KAYANO」の生みの親、榧野俊一さん。 出典  Funmee!!編集部

あっという間に2時間ぐらい経ってました。選手をまさに足下から支えてきた歴史を垣間見れる場所、皆さんも神戸を訪れた際は、そばめしと共にゼヒ!

アシックススポーツミュージアム

 

神戸市中央区港島中町7丁目1番1

TEL:078-303-1329

開館時間:10:00~17:00

休館日:日曜、月曜、祝日、夏季と年末年始休館あり

※館内は撮影禁止

 

TEXT:ジャックタカハシ    PHOTO:六本木泰彦
出典:Funmee!!