約2万人のランナーが参加する神戸マラソン。海、山、街並み、歴史……とさまざまな魅力が詰まった神戸の街を舞台にしたこのレースを応援する楽しみを、ヴィッセル神戸のガールズ応援ユニット「ヴィッセル セレイア」と、マラソン好きで神戸マラソンの担当者であるアシックスのスタッフがご紹介。vol.2の今回は、レース中盤はどこでどう応援するか、ということをレクチャーします。

中盤の応援ポイントは折り返し地点周辺がおいしい

アシックス小林(以下、小林) (トップ写真左)前回は、神戸マラソンのスタート地点で神戸マラソンの魅力やスタートの楽しみ方についてお話ししました。今回はレース中盤の観戦&応援のポイントについて説明します。そこで、スタート地点の三宮から山陽本線で舞子にやってきました。

MANA (トップ写真中)舞子といえば、やっぱり海。神戸の人にとって海を眺めるならやっぱりここですね!

SAYA (トップ写真右)舞子公園は自然豊かな観光スポット。明石海峡大橋の向こうに淡路島も見えますよ!

小林 神戸マラソンのレース中盤は、そんな神戸の海の風景を楽しみながら、この舞子公園付近で応援するのがおすすめ。このスポットは折り返し地点から1kmくらいなので、一度目の前を通過したランナーが、10〜15分くらいで折り返して来ます。1ヵ所で2度応援できるわけです。

舞子公園

レース中盤の声かけはランナーを落ち着かせる言葉を!

SAYA このあたりを走る頃、ランナーの気持ちや体力は、どういう感じなんですか?

小林 「30kmの壁」とか「35kmの壁」という言葉を聞いたことありますか? ランナーにとって一番辛いのが30〜35km付近なんです。ここ舞子は、だいたい20km地点。ランナーはまだまだ元気でしょう。だけど、このあと絶対に苦しくなってくるので、沿道は、「もっと行ける!」「ペースあげて!」みたいな応援は禁物です。

SAYA そうなんですね。そしたら、なんて声をかけたらいいですか? 「ここからだ、がんばれー!」とか?

小林 「いいね、その調子」とか「自分のペースでいいよ」とか、落ち着かせてあげる言葉がいいですね。もし、知り合いや友達が走って来たら、名前を呼んで応援してくださいね。ランナーも沿道の応援に気が付いて、手を上げてくれたり、「がんばるよ!」と返事をしてくれたりすると思いますよ。そういうふうに、ランナーとコミュニケーションを取ることも応援の楽しみのひとつです。

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ランナーからも評判「神戸は応援がいい!」

SAYA 知り合いじゃなくても声をかけていいんですよね?

小林 もちろんです! 神戸マラソンって、「沿道の応援がすごくいい!」とランナーの間でも話題になるほど、声をかけてくれる観客が多いんです。やっぱり応援してもらうのはうれしいですし、それがランナーの力にもなりますから、どんどん声をかけて応援してください。

MANA ヴィッセル神戸の応援も「いいよね!」と言われるんです。スタジアムで応援してるとすごい一体感があって、熱いな!と感じています。マラソンでも、神戸は応援がいい、と言われるのはうれしいですね。

(Vol.3に続く)

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・vol.1「スタートの興奮を味わう」はこちら

・vol.3「ラストスパートのランナーに応援でパワーを!」はこちら

・「神戸マラソン」の詳細はこちら

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TEXT : Sachiko Kawase   PHOTO : Rui Okazaki    HAIR&MAKE  : Okawa Yukiko