4月8日午前6時スタートの「ホノルルハーフマラソン・ハパルア」。
Funmee!!特派員の本番に向けたリポートも大詰めとなる中、ケガで合同練習を休んだ佐藤美和サンの現状と、気合を込めたハパルア勝負ウエアを一気に紹介します!

「いますぐにでも、走りたい!」

ハーフマラソン本番に、オレンジのトップスを選んだ佐藤サン 出典 Funmee!!編集部

「右足の甲に痛みと腫れが……」。佐藤美和サンのメールがスタッフに届いたのは、前回の皇居ランが行われる1週間前。不安を覚えた彼女が受診した整形外科ドクターからはこんな注意が。
「痛みが治まるまで走るのは控える」
そんなわけで彼女は本番前最後の合同練習を欠席したのですが、根本的な原因は責任感にあったようです。

皆が利用しているランアプリ『RunKeeper』。佐藤サンの個人練習記録をチェックしたら、駒沢公園の10㎞走以降、それまでの3~5㎞から8~12㎞に距離を伸ばし、ペースも1㎞あたり7分から6分半へと速めていたのです。
さらに「太腿の内側の筋肉を使えるよう意識しながら走っていた」らしく、それを聞いた池田美穂コーチの見立てによれば「意識するあまり母趾球を強く踏み過ぎていたかもしれない」そうで、練習内容の強化も含み、さまざまな負担が右足の甲に痛みとなって現れたのではないか。これが総合的な判断です。

笑顔の佐藤サン
足の故障はありましたが、モチベーションは最高潮! 本番のウエア選びの際も最高の笑顔をみせてくれました 出典 Funmee!!編集部

そこで佐藤サン、何て言ったと思います? 「欲張っちゃったかな。ケガはちゃんと治さなきゃいけないけれど、いますぐにでも走りたい!」
ちょっと感動です。数カ月前まで「ランニングの楽しさがわからない」とつぶやいていた人がそんなセリフを口にするとは。おそらく彼女には、Funmee!!特派員になった責任が芽生えていたのでしょう。そこから来る不安やプレッシャーが、かつてないほどの練習をさせてしまった。
けれど、もう大丈夫。約2週間きっちり休養し、すでに5㎞程度&ゆっくりペースの練習を再開しています。しかし、ケガと聞かされたときはどうなることかとヒヤヒヤしました。

華やかなウエアを上回る弾けた笑顔でゴールしよう!

イエローの勝負服をチョイスした横内クン
佐藤さんに負けじと!? イエローの勝負服をチョイスした横内クン 出典 Funmee!!編集部

それぞれの期待と不安を胸に抱きながら向かうホノルル。最後の準備は、レース本番で着る勝負ウエアのチョイスです。「南の島に降り注ぐ日差しにも負けない」という気持ちを込めて、鮮やかなカラーを選びました。
横内勇人クンは、フラッシュイエローのトップスにダークグレー系のボトムスを。佐藤サンは、楽園イメージの柄が華やかなシャドーコーラルオレンジのTシャツに合うよう、グレー&ブラックのボトムスで決めました。

池田コーチからウエアを選ぶ際のアドバイス。
「まずは吸汗速乾性の高いもの、ストレッチがきいていて肌ざわりのよいものを選ぶこと。靴下もランニング用の吸汗速乾性の高いものを選んでくださいね。
ハワイのように強い日差しを受けると体力の低下も早くなるので、UVケア素材のアイテムを選ぶことが大切です。熱がこもると熱中症の危険があるので、肌を覆いすぎないようにしましょう。
初心者は脚の負担を軽減するサポートタイツがおススメですが、涼しさを優先する場合ははかなくても大丈夫です。スタート時間は朝早いので日が出ていないのですが、ゴール時間が遅くなる人は日差し対策で帽子やサングラスなどがあった方がよいですね」

共に人生初のハーフマラソン。ヴィヴィッドなウエアを上回る弾けた笑顔でゴールできることを祈ります!

佐藤サン
Tシャツ:W'Sランニングショートスリーブトップ (シャドーコーラルオレンジ)
パンツ:WSランニングマルチポケツトシヨーツ (ストーングレー)
タイツ:W’S MMS LONG TIGHT2.5 (パフォーマンスブラック)
キャップ:W MESH CAP (ブリリアントホワイト)

横内クン
Tシャツ:W'Sランニングショートスリーブトップ (ライムイエロー)
パンツ:ランニングマルチポケットショーツ (パフォーマンスブラック)
タイツ:ロングタイツRF(ブラックxイエロー)

ホノルルハーフマラソン・ハパルアの情報はこちらから!

TEXT:田村十七男     PHOTO:六本木泰彦

出典:Funmee!!編集部