ランニングは比較的お金のかからないスポーツですが、ランニングシューズへ投資してみるのも、悪い選択ではないかもしれません。シューズへの投資は、ケガの予防に繋がるし、何よりも、ランニングという趣味に、より没頭できるキッカケを与えてくれるはずです。ランナーにとって最も重要なアイテムである、ランニングシューズ。ここでは、あなたに合ったシューズの選び方をご紹介します。

外見で選ぶのはやめる。

まず、ランニングシューズを選ぶときに、外見だけで選ぶのはやめましょう。もちろん好みの色やスタイルを選ぶこともモチベーションを保つ意味では大事ですが、ケガを予防して楽しく快適に走るという目的を考えると、自分の足に合ったシューズを選ぶことの方が重要であるといえます。もしランニング専用のシューズを使用したことがなければ、専門知識を持つ店員さんのいるランニング専門店へ行ってみてください。

アシックスストアでは、ASICS FOOT IDというサービスを受けてみるのも良いでしょう。ASICS FOOT IDとは、足のサイズを計測する「STATIC FOOT ID」と、ランニング中の足の運びを分析する「DYNAMIC FOOT ID」をあわせた複合的な計測、分析サービスです。

足長や足囲など足の形を知ることで、自分に適切なタイプのシューズを見つけることができます。

自分のランニングスタイルを知る。

次に、自分のプロネーションタイプを調べてみましょう。プロネーションとは、ランニング時に着地衝撃を緩衝するために、かかとが内側に倒れこむ現象で、足本来の機能です。このかかとの倒れこみの度合いによって、プロネーションを3つに分類できます。着地の際にかかとが大きく内側に傾くオーバープロネーションタイプなのか、ほとんど傾きが見られないアンダープロネーションタイプなのか。ランニング中の足の運びを分析する「DYNAMIC FOOT ID」によって、ご自身のプロネーションタイプを知ることができます。

プロネーションタイプが分かると、足への負担を軽減するための高いクッション性が必要なのか、それとも安定性が必要なのか、が分かり、よりあなたに合ったシューズに巡り合うことができるはずです。既に自分のプロネーションタイプを知っているのであれば、SHOE FINDERを試してみてみるのも一つの手。いくつかの質問に答えるだけで、おすすめのシューズが見つかります。

試着時の履き心地に注意する。

シューズを試着する際には、履き心地に注意しましょう。余裕があり過ぎるのも、窮屈なのもよくありません。つま先部分に十分な空間(つま先とシューズの先端に1cmほどの間隔)があるといいでしょう。シューズを履いて立った時に、足の指を動かして、自由に動くか 確かめてください。かかとがしっかりフィットしているかも重要です。ゆる過ぎたり、キツすぎたりすると、ねん挫や足の痛みを引き起こすため、まずは試着して歩き、動いた時の履き心地に問題ないかを確認してください。

実際に走ってみる。

実際に履いて、歩いたり走ったりしてみましょう。走ると足は広がるので、その状態でもシューズサイズが適切か確認します。また、片足で立ってみるということも試してみましょう。右足で立ち、全体重をかけると、右足の底面への接地面積はかなり広がります。立っているだけでも差があるので、走ったりジャンプしたりするともっと大きく足に負担がかかるはず。

ランニングシューズを購入する場合、モデルによってサイズやフィット感が異なるので注意してください。

最後に。

ランニングを続けていくうちに好みが出てきたり、足の形が変わったりすることもあります。色々なシューズを試しながらいい相棒を見つけて下さい。

あなたにあったランニングシューズは、高額投資になることもありますが、より遠くまで走れるようになるだけではなく、健康で楽しい幸せな“趣味の時間”を作ってくれるはずです。

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