どうもFunmee!!編集長のジャックです!
「趣味=ランニング」な人なら、一度は履いたこと・履こうとしたことがあるのでは?な市民ランナーの大定番シューズGEL-KAYANOの記念すべき25代目のニューモデルが、この6月、満を持して登場しました。
僕は10年ほど前、このGEL-KAYANOを履いて、初めてホノルルにてフルマラソンに出た思い出があるので、ちょっと贔屓目でみちゃうところがあるのですが(笑)、最初は「カヤノ」って名前が何か異国の呪文かしら? と、国産ブランドらしからぬ!? ネーミングと近未来的なルックスに惹かれて興味をもち、履けばそのファン・トゥ・ランなフィーリングに驚いてファンになりました。ただ、実はここ5年ぐらい、このシューズから遠ざかっていたのですよね。
それと言うのもあれだけカッコイイと思っていたルックスが、ちょっとギラついて見えるようになってきて……。でも、カヤノという名前は「榧野さん」という最初の開発者の名前をリスペクトしたバックグラウンドだったり、何より包まれるような独特のフィット感、そして「進化した部分がないと新しいモデルは出さない」と明言するアシックスの潔さに、新モデルが出るとやっぱり注目していたのです。
しかし! 今回のGEL-KAYANO 25はひと目見た瞬間「注目する」のではく「買いたい!」と思わず発言してしまいました。だって純粋にカッコイイ! ルックスのことばかり言ってるみたいに聞こえるかもしれませんが、ポテンシャルって面構えに滲み出るものですし、僕のような“なんちゃって市民ランナー”は、カッコ良くなければ履きたくないですから。
そういうわけでアシックスさんにブランニューなGEL-KAYANOのことを伺おうと思ったら、「社内でも『履いてみたい!』の声が今回は特に多くて……」らしく、実際にすでに“相棒”にしようと決めているスタッフにそのファーストインプレッションを聞いてみました!
フルマラソンをコレで走りたい!
杉浦大輔さん(27)@アスレチック事業部
「大学で短距離をやっていたのですが、長くても走るのは5kmぐらいまで。長距離を走るのは苦手だったんですが(笑)、社会人になったらサブ4(4時間以内完走)できるまで、年に1回はフルマラソンに出場しようと走っています」
つまり陸上経験者ながらジョギング歴3年。フルマラソンのこれまでのベストタイムも4時間50分と、中級者から抜け出すかな、ぐらいのレベルという杉浦さん。
「KAYANOは4年前に「20」で10km走ったことがあって、意外とクッションが硬いイメージがあったのですが、履いた時の足あたりも踏み込んだ時の感触もマイルドになったイメージですね」
何よりひと際目を引いたのがデザイン。やっぱり見た目は大事主義の方がココにもいてくれました。
「カラーリングもアッパーのデザインもカッコイイなぁ。これでフルマラソンを走ってみたいと素直に思わせてくれるイメージって大事ですよね!」
元々、KAYANOフォロワーなのでわかります。
石田亮介さん(33)@アスレチック事業部
「元々はサッカーをやってました。ポジションはボランチですから走るのは好き嫌いというより、走らなきゃいけない立場だったんです。ただし好んでランをする感じではなかったかなぁ」
そんな石田さんが走りに目覚めた!?のは東京マラソンに当選してからのことでした。
「勤めている会社の手前、リタイアできないですからねぇ(笑)。月に100km走ったりしました。KAYANOは23、24、そして今回の25と履いてきたので、僕なりに違いは把握してます。23から24になった時に『軽くなったなぁ』と驚いたのですが、今度の25で『もっと軽くなってる!』って、本当にビックリしたんです。僕はフラットソールでペタペタ走るんですが、そういう走り方にもあっているみたい。走り方への対応の幅が広いのもこのシューズが多くのひとに受け入れられている所以なんでしょうね」
当然、次のフルマラソンにもKAYANOで参加したいのところですよね?
「ええ、年に1回はフルマラソンに挑戦しようと、大阪・神戸・東京と応募するんですが、これがなかなか当たらない。いいシューズはあるんですが、大会参加という人参がないとモチベーションが上がらないのが目下の悩みです(笑)」
先輩とシューズに後押しされているかも!?
松田沙耶さん(26)@グローバルアパレル統括部
「最近、社内のランニングサークルに入りました。それも先輩に『走るよ!』って背中を押される感じで(笑)。走りたいなぁと思ってはいても、なかなか一人では決心できなくて……。1km走れるかしら? と心配だったのですが、お喋りしながら皆さんと走っていたら、8kmぐらい普通に走れてました」
高校まで走高跳びの選手だったベースがあったからこそでしょうが、一緒に走れる仲間がいるのは心強いですよね。
「だから先輩にまた『出るよ!』って言われたらフルは無理かもですが、10kmマラソンぐらいなら大会も出てみようかなぁ、なんて思えるようになってきました」
ただし、それ以上にランするモチベーションになっていることもあるそうです。
「南国のリゾートに出かけるのが好きなんですよ。その際にプールで水着が着れるように(笑)。」
ならば今度は旅先でリゾートランなんてどうです?
「うーん、いまは考えられないですけれど、ランを始めた時も思いがけずでしたし、そうなるかも!? そもそもシューズって、ダークカラー派だったのが、今回は明るい色味ですし、このカラーでちょっとテンション上がってます。しかも思っている以上に軽くって足を運びやすい。先輩に言われなくても走り出すかも、です」
といった感じで、アシックス社内でもにわかにブーム到来なGEL-KAYANO。これまでの良さを踏襲しつつ、25年目にしてひと皮むけたニューシューズ、貴方も興味あるでしょ?
TEXT:ジャック・タカハシ PHOTO:六本木泰彦、サン・タカハシ
出典:Funmee!!編集