いよいよ今週末の開催に迫った、「おかやまマラソン2017」。まだ3度目の実施ということもあり、初めてこの大会に参加するランナーも多いはず。そこでスタートからゴールまで、ポイントごとに効率的に走るための攻略法を、同じ岡山出身であり大会ゲストとしても参加する、メダリストの有森裕子さんに解説していただきました。

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01. スタート直後は気持ちも高揚してハイペースになりがちです。抑え気味のペースで入りましょう。清心町交差点を左折すると緩やかな上りです。ここからのアップダウンで一度、脚に力を入れて温めることもできます。

02. 我が母校・就実高校あたりから桃太郎大通りを経て岡山駅前までは道が狭くなります。多少混雑しますから慌てないこと。流れに沿 って広い道に出るまで落ち着いていきましょう。スタートからここまではウオーミングアップのつもりで。


⇨5km手前~西紅陽台折り返し~都六区北交差点

03. 2つの交差点で曲がるが、9km過ぎの笹ヶ瀬橋以外、都六区北交差点まではほぼフラットな一本道。リズムを意識して走ります。沿道の方々の温かい応援を力に変えましょう。

04. コースでは唯一、折り返してきたランナーとすれ違うことができるポイント。他のランナーの頑張りが励みになるはずです。ぜひ“元気のやりとり”をしてください。

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⇨都六区北交差点~岡南大橋.

05. 中間点を越え、そろそろきつくなってくる頃。ここまでできるだけ余力を残して乗り切れるのが理想です。天候によっては暑さを感じてくるかもしれません。水分やエネルギーの補給はしっかり行います。

06. 岡南大橋は最大高低差約20mというコース最大の難所。この地点を含めてコース全体に大小いくつかのアップダウンがあります。上りではあごを引いて下を見ながら、腕を大きく振って身体を前に運びます。歩幅は小さく、なるべく脚を使わないようにしましょう。下りでは肩の力を抜いて上体を楽にし、小走りでサーっと下りていきます。


⇨岡南大橋~フィニッシュ

07 旭川を左手に見ながら市街へ戻ります。雄大な景色で気分をリフレッシュできるでしょう。河川敷のため、風が強くなることも。終盤にあるいてしまう可能性のある方は、防寒対策を考えておくと安心です。

08. 市街に近づくほど、沿道の応援が大きくなります。最後は緩やかに下ってからシティライトスタジアムに入っていきます。笑顔でフ ィニッシュテープを切りましょう!




おかやまマラソン [コース]

・マラソン

岡山県総合グラウンド体育館(ジップアリーナ岡山)前をスタ ートし、同陸上競技場(シティライトスタジアム)をフィニッシュとするコース。※公益財団法人日本陸上競技連盟 公認

・ファンラン(4.5km)

岡山県総合グラウンド体育館(ジップアリーナ岡山)前をスタートし、岡山市役所をフィニッシュとするコース。



おかやまマラソン2017は2017年11月12日(日) 開催 詳しくはこちら

※雨天決行



有森裕子(アリモリユウコ)

1966年岡山県生まれ。就実高校、日本体育大学を卒業。バルセロナオリンピック、アトランタオリンピックの女子マラソンでは銀メダル、銅メダルを獲得。2007年2月18日、日本初の大規模市民マラソン『東京マラソン2007』でプロマラソンランナーを引退。1998年NPO法人「ハート・オブ・ゴールド」設立、代表理事就任。2002年4月アスリートのマネジメント会社「ライツ」(現 株式会社RIGHTS. )設立。国際オリンピック委員会(IOC)スポーツと活動的社会委員会委員。スペシャルオリンピックス日本理事長、日本陸上競技連盟理事、日本プロサッカーリーグ理事。2010年6月、国際オリンピック委員会(IOC)女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。同12月、カンボジア王国ノロドム・シハモニ国王陛下より、ロイヤル・モニサラポン勲章大十字を受章。