マラソンのトレーニングは、中途半端な気持ちではできないものです。数ヶ月間で何百キロも走る覚悟が必要なだけでなく、大会のゴールを最優先するようになると、たまに友達と飲みに行くことさえも諦めなくてはいけません。時には走るためのモチベーションをどこに見出せばいいのか自問する日々も訪れるでしょう。しかしゴールする時には、ついに自分が達成したという思いがこみ上げてくるはずです。完走した体験から得られるものには本当に大きな価値があります。ポジティブな気持ちを維持するためには、マラソンのモチベーションをアップするような小さなご褒美を活用できれば効果的です。

ランニングウエアを新調する

毎週のランを増やすと、必然的に洗濯物が山のようにでます。新しいランニングギアが必要になったら、ランを終えて体が回復した後にショッピングに行きましょう。これは、辛いトレーニング時や、今日はやめておこうかと思ってしまうような時に大きな効果を発揮します。真新しいランニングウエアほど、大好きなランニングを続けるモチベーションをかき立ててくれるものはありません。

ディナーでお祝いする

計画を守るためには誘いを断らなくてはならないこともあるはずです。マラソンのトレーニングを開始してからある程度経ったら、家族や友人との楽しいディナーを計画して、トレーニングが中盤に突入したことをお祝いしましょう。リラックスやストレス解消になるだけでなく、あなたをサポートしてくれる人たちと楽しい時間を一緒に過ごすことができます。

フルマラソンより短い距離の大会に参加する

トレーニングの最中に短距離のレースに出ることは、自分がどれだけ走れるようになったかを測るのにおすすめの方法です。自分のペースをみるにはリレーマラソンや、もう少し頑張れるなら10キロがおすすめ。友達同士で参加して一緒に楽しく走れば、健康的にストレスを発散できます。また、ハーフマラソンも、レース当日の戦略を試し、気持ちを落ち着け、日々のルーティンを打破するいい機会になります。フルマラソン1ヶ月前など日程が近づいているときにハーフマラソンを走る場合は、大会当日に着る予定のギアを身に付けて、イメージトレーニングをしておきましょう。

ランニング用プレイリストを新しくする

長距離を走っていると、次々と浮かぶ雑念に振り回されてパフォーマンスが落ちてしまうことがあります。それを防ぐためには、その時間を音楽で埋めてしまうのも一つの手です。お気に入りのプレイリストに飽きてしまったときは、ランニングの気分を高めてくれるような曲を集めた新しいプレイリストを作るのがおすすめ。ロングラン後の午後に時間をとったり、目標距離を達成したときのご褒美にするのも効果的です。大好きな音楽を聴いている内に時間が飛ぶように過ぎていくはずです。

マッサージを受ける

目標距離達成のご褒美として、リラックスと元気回復に効果的なマッサージの予約を入れてしまいましょう。ひとつ注意してほしいのは、大会前の一週間は施術を受けないということ。自分の体がどう反応するかわからないため、大事な日が目前に迫っているときにトレーニングプランに不確定要素を持ち込むのは避けた方がベターです。

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TRANSLATION:Yuka Taniguchi