6月8日に発売を控えた、大迫勇也選手と乾貴士選手着用モデルのサッカー用スパイクシューズ「DS LIGHT X-FLY 3」シリーズの新色。ASICS原宿フラッグシップにおいて開催されたローンチイベントにあわせ、大迫選手が移籍発表後の想いを交えながら、シューズに対するこだわりについて語った。

ASICSのロングセラーモデル「DS LIGHT」シリーズの魅力

「DS LIGHT」シリーズは、素足感覚を求めるプレーヤーに向けたASICSのサッカー用スパイクシューズ。ヒールカウンターを一体成型にし、アッパーに保形性の高い素材を用いることでフィット性を高めている点が特徴だ。靴底を薄くし、ナイロン素材とウレタン素材を組み合わせることで軽さと屈曲性も高めており、これによりやわらかく繊細なボールタッチ、素早いドリブルや切り返し、ターンが可能になるASICSのロングセラーシリーズである。

DS LIGHT X-FLY3

2015年よりASICSとアドバイザリー契約を結んでいる大迫選手は、スパイク以外にもASICSのシューズも愛用している。そのインプレッションについて「やわらかいので履きやすく、軽いんです。普段でも履けるようなデザインも気に入っています」と話す。

日本人の足全体を包んでくれる感覚があるASICSのスパイク

日本でプレーしていた時は固定式の樹脂底スパイクを履いていた大迫選手だが、2015年にドイツに渡って2シーズン目からASICSの取り替え式スパイクを履くようになる。日本の大半を占める硬いグラウンドにはあまり一般的でない取り替え式スパイク。一方、大迫選手がプレーするドイツでは日本よりもグラウンド環境が悪いため、「海外では練習時から取り替え式のスパイクを履いて、みんなで削りあっていく感じです」と語る。
大迫選手にとって取り替え式スパイクは足に負担が掛かり、自身の足には合わないという印象だったが、「ASICSの取り替え式スパイクは足への負担が軽減され、これなら履けると思いました。靴の中でも足が滑りにくく、日本人の足に合ったスパイクだと感じます。足全体を包んでくれる感覚がありますね」と、スパイクを切り替えた時の驚きを振り返ってくれた。

新色に込めた大迫選手と乾選手の想い

「DS LIGHT X-FLY3」シリーズの新色である赤は大迫選手、白は乾選手とのコラボレーションモデルだ。アッパーのメイン素材にマイクロファイバー人工皮革を採用した赤の大迫モデルと、カンガルーレザーとマイクロファイバー人工皮革を採用した白の乾モデル。新色にはどのような想いが込められているのだろうか。

――今回は大迫選手が赤、乾選手が白と、紅白のように対照的な色合いですが、乾選手の白についてはどうでしょうか。

乾選手は基本的に白しか履かないんです。黄色や赤は、ボールを触るときに気が散ると聞いいたことがあります。僕はそういったことはないのですが、乾選手はタッチの感覚に優れている選手なので意識している部分が違うんですよね。僕は、情熱や闘いをイメージする赤が好きなんです。周りからも言われるのですが、後々考えると赤いスパイクの時は点を取れていることが多いですね。

DS LIGHT X-FLY3
DS LIGHT X-FLY3
DS LIGHT X-FLY3

――最近になって、人工皮革のスパイクを履くようになったと伺いました。

人工皮革の方が好きになりましたね。ドイツではグラウンドの状態が悪くて横ずれすることが多かったのですが、人工皮革のモデルを履くようになって横ずれがなくなり、ターンがしやすくなりました。革がやわらかいので足にフィットして、自分にすごく合っています。人工皮革は硬くて履きづらいというイメージがあるかもしれませんが、このスパイクは足馴染みが良くスムーズに履けると思います。


――海外で戦う中で日本メーカーのスパイクを履くというのはどうですか?

すごくいいですよ。ドイツで履いていると、ASICSのスパイクを初めて見たと声をかけられて会話にも繋がりますね。

必要とされるチームでプレーしたいという気持ちが大きかった

ドイツ・ケルンからブルーメンへの移籍が発表された大迫選手は移籍当時の心境をこう語る。「チームメイトのことも好きだったのでとても迷いましたね。でも、自分の少ないサッカー人生の中で大きなチャンスだと思いましたし、必要とされるチームでプレーしたいという気持ちが大きかったです」。監督と1対1で1時間半くらい話した中で、来て欲しいとストレートに言われたことが決め手だったようだ。


環境が変わる中で選手とうまくいくかなど動揺はありますか、という質問にもはっきりと「動揺はないですね。今は前を向いて進まなければいけないと思っています」と意気込む。


ブレーメンに移籍する大迫選手が新しい真紅の「DS LIGHT X-FLY3」シリーズとともにゴールを量産する姿を期待したい。

大迫選手

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大迫 勇也(おおさこ ゆうや)

1990年鹿児島県生まれ。鹿児島城西高校に入学後、全国高校選手権で大会史上最多となる10得点を挙げ、得点王に輝く。2009年、鹿島アントラーズに入団。2014年にドイツ・1860ミュンヘン移籍し、6月にブンデスリーガのFCケルンへ移籍。2018年5月、ブレーメンに移籍を発表。



Edit:Shota Kato
Text:Kaori Takayama
Photo:Keta Tamamura